臨床心理士・公認心理師の方へ
心理臨床セミナー2022
関わるところに生まれる心理臨床
心理臨床の営みにおいて、クライエントとセラピストの間に起きていることを大切にしつつ、私たちはどのようなあり方で、どのようにクライエントに関わることができるのでしょうか。こうした心理臨床の本質に関わる問いについて、基本的な、そして本当に大切なことから、一歩一歩、みなさんと一緒に考えていきたいと思います。
<セミナー年間プログラム>
1 | 2022年5月22日(日) 一丸藤太郎 William Alanson White Institute 公認精神分析家 心理療法の基本① 「クライエントの言うことをわかるということ」 |
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2 | 2022年7月31日(日) 中村博文 神戸松蔭女子学院大学准教授 「関わること」と「見立てること」 -「関係」の視点から考えるアクセント- |
3 | 2022年10月16日(日) 小松貴弘 神戸松蔭女子学院大学教授 クライエントと面接者との間に起きること・行われること ―価値と倫理から考える心理臨床の本質― |
4 | 2022年12月11日(日) 一丸藤太郎 William Alanson White Institute 公認精神分析家 心理療法の基本② 「共にあろうと」すること |
5 | 2023年2月5日(日) 渡辺亘 大分大学教授 面接者が自分らしくあること -面接者の中立性と個別性- |
1日のスケジュール
(9:50~、10:00開始、16:45終了)
10:00~12:30 講義(講師 一丸藤太郎)
12:30~13:30 休憩
13:30~16:30 事例検討
- ◇ 会場:zoomミーティング
- ◇ 対象:臨床心理士、公認心理師
- 臨床心理士を目指す大学院生と大学院修了生
- ◇ 定員:30名 (先着順)
- ◇ 料金
- 全日程参加…7,000円(学生5,000円)
- 講義のみ参加…3,000円(学生2,000円)
主催:心理相談室アフォーダンス
協力:心理臨床プラットフォームひろしま
心理臨床セミナー2022
スーパービジョンのご案内
「心理臨床セミナー」で学んだことを、自分の臨床に活かすためにはみなさんが実践した事例を持ち寄り、経験のあるスーパーバイザーとともに検討することが有用です。今年度は心理臨床プラットフォームひろしまの協力を得て、グループスーパービジョンを行います。今後は、みなさんと直接お会いできるように、学びの機会を作っていきたいと考えています。
スーパーバイザーは、セミナー講師の一丸藤太郎が中心となり、他の講師たちも参加します。
- ◇ 対象
- 臨床心理士、公認心理師または、資格を取得予定の方で、ご自身の担当した事例を報告できる方
- ◇ 人数
- ほぼ同じくらいの臨床経験のある5人を一つのグループとする
- ◇ 期間と頻度
- 始めた時から、2023年3月まで、月に一度開催する
- ◇ 日程
- 日曜日の午前9時~12時
- ◇ 会場
- zoomミーティング
- ◇ 料金
- 1回につき5,000円
(顧問:一丸藤太郎 発起人:小松貴弘・中村博文・渡辺亘・古元邦子)